地域に根ざしたモノづくり

利根の竜神 -郷土の民話から-

茨木県潮来市、神栖市、千葉県香取市は、日本最大河川の利根川の下流と霞ケ浦に広がる景勝地。水郷(すいごう)と呼ばれ、その豊かな水資源に深くかかわりあう地域文化、産業、生活が築きあげられています。

昔、日照りが続き、利根川も井戸も枯れ
人々は生きることに困った
その頃、みすぼらしい坊さんが利根川のほとりに住んでいたが
親切な村人がその坊さんに「家にある最後の飯」をあげた
その坊さんは実は竜神で
「川を穢し、水を汚した人々への神罰を許そう」
 雨を降らせてくれた
         - 潮来の昔話と伝説 より

これは、昔、日本の東国にひどい干ばつがあり、水郷に語り継がれてきた民話

川を穢さないで だいじな水を汚してはいけません と。

この行いを破った神罰、その誤った過去の戒めでもありますね

このように、日本の各地に広がる、その地域固有のつながりそれらを『大切にする』『地域に根ざしたものづくり』は私たちの使命であり、やってゆきたいことのひとつです。

利根の竜神(張子) 『善行招福、災難厄除』

高さ13.0×幅9.0×奥行8.5cm   2500円